先日、「ソナエルMarket」を開催いたしました。
ご来場いただいた皆さま、出店者の皆さま、そして開催に向けてご協力いただいた関係者の皆さま、本当にありがとうございました。
今回のイベントを通じて、改めて感じたことがあります。
それは、防災は決して難しいものでも、特別なときだけに考えるものでもないということです。
地震や台風などの自然災害は、いつ、どこで起こるかわかりません。
だからこそ、普段から防災について知り、考え、行動できる環境をつくっていくことが大切だと思っています。
私たちが今回の「ソナエルMarket」で目指したのは、子どもから大人まで、誰もが気軽に足を運び、楽しみながら防災を学べる場所です。

目次
■ 楽しいだけでは終わらない。楽しいからこそ、学べる防災。
防災イベントと聞くと、講習会や避難訓練など、少し堅いイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれません。
もちろん、知識を身につけることや訓練をすることは大切です。
しかし、普段から防災に関心を持っていなければ、いざというときに行動することは難しいと思います。
そこで私たちが大切にしたのが、楽しさと学びを組み合わせることでした。
今回のソナエルMarketでは、さまざまな防災体験や学びの機会を用意しました。
例えば、実際の災害時にも大きな課題となるトイレの問題。
断水が起きたとき、普段当たり前に使っているトイレが使えなくなったらどうするのか。どのように処理し、衛生面をどう保つのか。
防災士さんによるトイレ模型を使った講座では、普段なかなか考える機会のない災害時のトイレについて、具体的に学んでいただきました。
また、実物の壁を使った家具固定講座では、家具の転倒を防ぐための金具の取り付け方などを紹介しました。
地震が起きた際、家具の転倒は大きなけがにつながる可能性があります。日頃から家具を固定しておくことが、自分や家族を守るための大切な備えになります。
そのほかにも、トイレのしゅーぽん、ペット防災、子ども食堂、お菓子のマイバッグづくりなど、さまざまな企画を通じて防災に触れていただきました。
防災を学ぶというと、難しい知識を覚えなければいけないように感じるかもしれません。
でも、実際に体験してみることで、「こういうときはどうするんだろう?」「家ではどう備えておけばいいんだろう?」という気づきが生まれます。
その気づきを家に持ち帰り、家族で話し合ってみる。
それこそが、私たちがつくりたかった防災の入口です。
楽しく参加できる。でも、学ぶ内容は真剣に。
そんな環境をつくることに意味があると考えています。

■ なぜ、住宅会社のタツミハウジングが防災イベントを主催するのか
私たちタツミハウジングは、普段は住宅の設計や建築、住まいに関わる仕事をしています。
一見すると、住宅会社と地域の防災イベントは少し違う分野に感じるかもしれません。
しかし、私たちが日々向き合っている家づくりも、防災と深くつながっています。
住まいは、家族が毎日を過ごし、安心して帰ってこられる場所です。
だからこそ、地震に備えた耐震性や、揺れを軽減する制振など、建物そのものの安全性を考えることも大切です。
ただ、防災は建物の性能だけで完結するものではありません。
家具の固定、非常食や水の備蓄、災害時のトイレ、ペットとの避難、家族との連絡方法など、日々の暮らしの中にも備えておくべきことはたくさんあります。
住宅会社として住まいの安全を考える一方で、地域の皆さまが日常生活の中でできる防災についても、一緒に考えていきたい。
そんな想いが、私たちがこの活動に取り組む理由の一つです。
家を建てて終わりではなく、その地域で暮らす皆さまが、少しでも安心して生活できること。
それも地域に根差した住宅会社として、大切にしていきたいことだと思っています。

■ 地元の防災士さんとタッグを組む意味
今回のソナエルMarketは、タツミハウジングと地元で活動されている防災士の皆さんが一緒になり、実行委員会として主催しています。
この取り組みで大切にしているのは、それぞれの立場や得意分野を活かしながら、地域に防災を広げていくことです。
防災士の皆さんが持つ専門的な知識や経験。
住宅会社として、住まいの安全や暮らしに関わってきた私たちの視点。
そして、イベントに関わってくださる出店者さんや地域の皆さんの力。
それぞれがつながることで、一つの団体だけではできない活動が生まれると思っています。
また、地域で活動している方々と顔を合わせ、交流することにも大きな意味があります。
災害が起きたとき、助けになるのは知識や備蓄だけではありません。
近所の人とのつながりや、地域で助け合える関係も大切な備えです。
普段から顔を知っている人がいる。困ったときに声を掛け合える人がいる。
そうした日頃のつながりが、いざというときの大きな力になるのではないでしょうか。
だからこそ、私たちはイベントを通じて、防災を学ぶだけでなく、人と人がつながる場もつくっていきたいと考えています。

■ この活動を支えてくださった皆さまへ
今回のソナエルMarketを開催するにあたり、多くの企業様にご協賛いただきました。
私たち実行委員会の想いや、この地域で防災について考える機会をつくりたいという取り組みに賛同し、温かいご支援をいただけたことを、心より感謝申し上げます。
イベントは、主催する私たちだけの力で成り立つものではありません。
協賛という形で応援してくださる企業様、当日さまざまな企画を届けてくださる出店者様、運営に携わってくださる皆さま、そして会場に足を運んでくださる地域の皆さま。
多くの方々の想いと協力が一つになることで、今回のようなイベントを開催することができました。
特に、地域の防災について一緒に考え、その活動を応援してくださる企業様の存在は、私たちにとって大きな励みです。
ご協賛いただいた皆さまの想いも大切にしながら、今回の活動を一日限りのものにせず、地域にとって意味のある取り組みとして、これからもつなげていきたいと思っています。
改めまして、ご協賛いただいた企業の皆さま、本当にありがとうございました。

■ 防災は、イベントの日だけで終わらせない
今回のソナエルMarketに参加していただいたことで、少しでも防災について考えるきっかけになっていたら、主催者としてとてもうれしく思います。
イベントで体験したことを家に帰って家族に話してみる。
家具が固定されているか確認してみる。
非常食や水の備蓄を見直してみる。
災害時にペットをどう守るか考えてみる。
そんな小さな行動が、未来の自分や大切な人を守ることにつながっていきます。
防災は、一度学べば終わりではありません。
日々の暮らしの中で考え、見直し、続けていくものだと思います。
そして、こうした取り組みは、一度のイベントで完成するものでもありません。
私たち実行委員会としても、今回の開催で終わりにするのではなく、地域の皆さまと一緒に、これからも防災について考え、学べる機会をつくっていきたいと思っています。
防災をもっと身近に。もっと楽しく。そして、いざというときに本当に役立つものに。
タツミハウジングは、これからも地元の皆さまとつながりながら、住まいだけでなく、地域の安心や安全にも目を向けて活動を続けていきます。
ご参加いただいた皆さま、運営に携わってくださった皆さま、本当にありがとうございました。


