タツミハウジングの注文住宅・施工実績

― 無機質だった精肉店跡が、“特別なサロン空間”へ生まれ変わるまで ―
床・壁・天井には使い込まれた跡が残り、色も変わっていました。
照明は蛍光灯が一直線に並び、空間全体が無機質で硬い印象を与えていました。
トイレなどの設備も古く、レイアウトや導線に自由がきかない状態。
美容やリラクゼーションを提供する“癒しの空間”としては、正直なところ想像がつかないような、そんな現場からのスタートでした。

しかしこの場所に、お施主様の中にはっきりとしたビジョンがあり
「東京のような、洗練されたサロンにしたい」
「シンプルだけど華やかで、お客様がときめくような空間にしたい」

その想いを受け、私たちはこの空間を“非日常の癒しと美しさが感じられる場所”へと導くリノベーションを、
ゼロから丁寧に積み上げていきました。

ーBeforeー

空間全体は、白とグレーを基調にしたシンプルな配色にまとめつつ、
照明や素材感、アクセントクロスやアートの配置など、細部にまでこだわった設計によって、“落ち着き”と“華やかさ”が共存する空間を演出。

エントランスでは、オーナー様お気に入りの大きなアート作品が来店された方をお出迎え。
その世界観に合わせて、シャンデリアやディスプレイ棚、アールの垂れ壁など、すべてが調和するようコーディネートされています。

レジカウンター背面には、パープルのアクセントクロスと煌びやかなシャンデリアを採用し、ラグジュアリー感を演出。
また、施術室は落ち着いたトーンでまとめ、照明や動線も丁寧に設計し、お客様が心からリラックスできる癒しの空間に。

トイレ空間には、柄クロスと造作洗面台を取り入れることで、実用性とデザイン性のバランスを追求。
「見えないところにも美しさを」というサロン全体の世界観を、隅々まで反映させています。

完成したこの空間は、単なる“店舗”ではなく、
お客様にとっての「特別なひととき」が始まる場所として、訪れるすべての人に感動を与えるサロンとなりました。

ーAfterー